3rd 「荒野をいこう」

2023年10月11日

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荒野をいこう

フローリングに転がりそのまま落ちる
何もない事が大きな事件だ

テーブルの上を転がるオレンジ
戸渡りのアリがこっちを見ている
おれはどうやら小人になった
覗き込む猫、巨大な瞳
おれをおもちゃにしようって

白い月の光のような
笑顔で君が眠る頃に
追い回されて迷い込んだ
奇妙な世界の街角で
震えている

窓の外が今日も大変だ
ここだけ時間がpauseしてるんだ

平和な日々を肩からぶら下げて
おれだ自分だと趣味が悪すぎる
今日もどこかで泣いている
世界のため、誰かのために
調子づいて、荒野を行こう

白い月の光のような
笑顔で君が眠る頃に
朝を待ち望む花になって
シリウスに憧れて

寝ぼけ眼、涙ひとつ
あくびで君が目覚める頃に
靴を履いて、ドアを開けて
迎えにゆく、荒野を抜けて

邂逅の日

季節の変わる匂いだ

あなたの肩にのって

今感じてる予感

聞けない聞かない


移りゆく景色の中

写真のように変われなくて

伝えるべき言葉を

言えない言わない


揺らしたのは

ここに吹く風

変わったのは

目線の高さだけ

つまずくなんて

よくあることでしょう?


この気持ちに灯をつけたら

吹き荒れた風が半球の水滴を

ふわふわ降らせてくれる

足元さらってく流れる身を切られて

破裂する喉を裂いて渇望の日

奏続けるわ


振り返る道の向こうの

笑顔が寂しそうで

過ごした月日は

消えない消さない


時が経てば

叶うかもなんて

思った日に戻りたくなる

変わらない

世界を壊したい


遠い空に

消えてった星

また巡って

出逢えるように

追いかけたのは

奇跡を信じたから


この気持ちに火をつけたら

吹き荒れた風が半球の水滴を

ふわふわ降らせてくれる

足元さらってく流れに身を切られて

破裂する喉を裂いて邂逅の日

奏続けるわ

ねずみ花火

ド派手にやろうぜ
ねずみ花火みたいに
エーエム二コロンマルマルの
静寂を破る

デジタル時計が
アラームを鳴らす
終わり、始まり、大人子供
ここがリミットだ

涙は空に返す
雨になるかもしれないな
そしたら雨宿りしよう
その時、2人でいたら

夢は夢のまま
素敵に幕を閉じる
終わり、始まり、大人子供
今がその時だ

ド派手にやろうぜ
ねずみ花火みたいに
エーエム二コロンマルマルの
静寂を破る

涙は空に返す
雨になるかもしれないな
そしたら雨宿りしよう
その時、2人でいたら

睡魔

頬杖、ぐらりと眠い
瞼を指でこすりながら
うつろに窓を眺めてる
外は春の嵐、ぐらりと眠い

ぐらりと眠い

マグカップの縁に小さな
悪魔が腰を下ろして笑う
よう、おれさまが何度でも
覚めない夢を見せてやろう

ああ

窓を叩く雨、染み渡る
囁くように窓を濡らす雨
静けさに包まれたまま
この世界から零れ落ちた
ああ
まどろみ揺れる暗い奈落の底で
ゆるキャラが口を開けて
おれが落ちるのをじっと待っている

明けても暮れても事件ばかり
次を強請る、乾いた心
毒薬の瓶を片手に
マグカップの縁で悪魔はニヤリ

ああ

窓の外は雨、染み渡る

静けさに包まれたまま
この世界から零れ落ちた
ああ
膝を抱えて見上げる夜空に浮かぶ
落ちこぼれ、ならず者

切り裂いて、駆け抜ける、流れ星1つ
今すぐおれのこの頭を撃ち抜いてくれないか
赤く燃え上がる空に追い詰められて
焼け落ちる、息が止まる
掻きむしる、★
悪魔笑ってる、窓を叩く雨

死ぬほど眠い

イデアル

身の丈くらいの理想と思想で
この世界のどこまで行けるだろう
おれは何をどこまで出来るだろう
おれはこいつで何を鳴らすだろう

黒い恐怖が迫る足音を
胸の中に、打ち消せないまま
ツツジの花に染まる川沿いを
空に夢を重ねて歩く

身の丈くらいの理想と思想で
この世界のどこまで行けるだろう
あなたは今どこにいるだろう
あなたは今何をしてるだろう

悲しみはまるで蜘蛛の巣のように
おれの手足を捕らえて離さない
ツツジの花が笑う川沿いで
雲を見上げ、足を止めて

あの太陽に、殺されてしまいそう
それでもこの世界は腕を広げて
僕たちを待っている、そして再び足を前に
ヒットソングの歌詞を真似て
涙が溢れないように

アロマティカスの窓

さようならって風が吹く
I got out of dystopia

熱い蜂蜜を溶かしたような
空気の部屋では
声を飲み込んで
暗闇に駆け出した

go away
遠ざかってく幾つもの灯りと
伸びる影に追われるよう
吐息に急かされて

good bye
いつもの道 振り返ることもない
あの日の空 薄れてくだろう

ただ並んで手を繋ぎ歩く
そんなことさえも
出来ずにいた日々を
置き去りにする為に

go away
大切なものって意味も知らずに
奪い尽くす枯れ果てた
木々の跡でさえも

good bye
奪われた日々 今の窓辺には
青く輝く 夏の日差し

もう誰にもゆずることはしない

Hello
新しい道 ここから歩き出す
遠くに見えた 穏やかな日々を

アマガエル

世界は平和じゃない
だから休む暇もない
小さな池の蓮乗の上で
アマガエル、考える

耳にこだまする
ひどい言葉の数々は
Tシャツにこびりついた
ミートソースのシミのよう

跳ねるアマガエル
振り返る道の上に
浮かんでは消えるみんなの顔が
頷いているならば
それでいいじゃないか、だから
うずくまってなんかいないで
跳べ、高く、夏が終わる前に

毒を吐け
噛みついて
その牙が折れるまで
そんな思いを秘めたまま
アマガエル、首を傾げる
世界は平和じゃない
そう、おれの罪かもしれないが
別におれのせいじゃない

跳ねるアマガエル
固く閉じた瞼の裏に
浮かんでは消えるみんなの顔が
微笑んでいるならば
それでいいじゃないか、だから
うずくまってなんかいないで
跳べ、高く、冬がのさばる前に

毒を吐け
噛みついて
その牙が折れるまで
そんな思いを秘めたまま
アマガエル、空を見上げる
世界は平和がいい
そう、おれの力じゃ足りないが
何も出来ないわけじゃない

みんなが笑ってる